



















~ 神奈川の力を被災地に ~
(レポート準備中)
東日本大震災が発生してから1年が経ちました。
福島・宮城・岩手の東北3県を中心に、壊滅的被害を受けた被災地ですが、暮らしやこころの復興を目指す住民がゆっくりと、しかしたくましく動いています。
一方、首都圏など被災地から離れた地域では、1年が経過し、報道量が減少したことなどから、災害の記憶が急速に失われつつあります。
大災害の傷跡が深く残る地での新たなコミュニティ再建は、被災地の力だけでは果たせません。
地域の声に共感する多くの支援の輪が不可欠です。
記憶の風化をせき止め、長期にわたる復興を支えるつながりを広げていくとき、鍵を握るのは「情報の発信」です。
復興する地域から支える地域へ、支える地域から復興する地域へ、さらにまた、支援者同士、復興を目指す者同士、相互に人やことやものが行き交い、交流する。
そこで生まれる情報が絶え間なく「交信」されることで、支援の輪に加わる人が増え、新たなアクションが生まれる…。
復興支援にかかわるすべての人たちは、被災した地域を再生し、歴史をつくる現場に立ち会っています。
誰もが簡単に発信できる時代、被災した地域を元気にしていくために、どのような視点でわたしたちは現場に向き合い、情報を使いこなしていけばよいのでしょうか?
「情報」をキーワードに、東北地方で活動するジャーナリスト・NPO法人メンバーらの報告をもとに考えを深め、「2年目のアクション」につなげていきます。
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「”発信する市民”が復興を支える〜東北を元気にする情報支援を探る」情報支援フォーラム
▽日時 2012年3月25日(日)
▽時間 13:30〜17:15(13:00開場)
▽場所 かながわ県民センター2F ホール
▽主催 かながわ東日本大震災ボランティアステーション事業における情報活用モデル開発事業 会議体※
▽参加費 無料
▽定員 200名
なお、当日の様子は、はまっこストリームの協力で、下記チャンネルよりユーストリーム放送いたします。
http://www.ustream.tv/channel/ksvn0311 ハッシュタグは、#ksvn0325 です。
▽PART1
13:40〜15:00
基調講演「当事者から始まる~被災地で出会う自助と支援の形」
河北新報社 編集局編集委員 寺島英弥氏
<寺島英弥氏プロフィール>
河北新報社編集局編集委員
1957年、福島県相馬市出身。早稲田大法学部卒。
東北の人と暮らし、文化、歴史などをテーマに連載や地域キャンペーン企画に長く携わる。「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)、「時よ語れ 東北の20世紀」など。フルブライト奨学生として2002~03年、デューク大に留学。主な著書「シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙」日本評論社、「地域メディアが地域を変える」(共著)日本経済評論社、「悲から生をつむぐ 『河北新報』編集委員の震災記録300日」講談社など。ブログ「余震の中で新聞を作る」。
http://flat.kahoku.co.jp/u/blog-seibun/
▽PART2
15:10〜16:30
トークセッション「東北を元気にする情報支援とは?」
【出演】
・ボランティアインフォ(NPO法人申請中)北村孝之氏
http://volunteerinfo.jp/
・助けあいジャパン情報レンジャー 並河進氏(宮城県新しい公共の場づくりのためのモデル事業)
・NPO事業サポートセンター復興支援ITボランティア学生リーダー 小杉卓氏
▽PART3
16:35〜17:00 かながわの情報ボランティア活動報告 「神奈川の力を被災地の力に」
・KSVN編集ボランティア 伊藤朋子氏
・ITお助け隊 落合稔氏